統合医療・補完代替医療

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統合医療は、これ一冊があれば大丈夫ですよ。

がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」

医学研究者でありガン患者でもあったシュレベールが、客観的な研究者の目で、実験結果をわかりやすく、根拠のあるデータを集めて、科学的に裏付けられた実践的データによって「ガン患者が何を為すべきか」を語っています。しかもそれは著者自身が実践して効果を確かめたことばかりです。自分自身をがんから守るための重要なポイントは、

  • 体質をケアする必要性
  • 体が本来もっている防衛力に対する意識
  • 防衛力同士が組み合わさって起こる作用の相乗効果

だと言います。そして成功の鍵は「昨日までの自分を変えること」だと。

 

S.シュレベールは次のことを提案しています。

  • 科学的根拠にもとづく抗がん食を取り入れる
  • ストレスがいかにがんに影響するかを認識する
  • 運動、ヨガ、瞑想のメリットを享受する
  • 環境有害物質への曝露を最小限に抑える
  • 従来の健康法と代替的な健康法のバランスをとる 

 

からだの見張り番である免疫細胞をどのように活性化するか、がんを防ぐこころのあり方の秘訣、死の恐怖を乗り越える秘訣。著者自身の実体験に基づく内容ですから説得力があります。

 

がん患者である私は、代替医療についてのシュレベールの次の言葉がわれわれの為すべき行動を明らかにしていると考えます。

 

医師や科学者は、現在行なわれている治療法以外を頭ごなしに拒絶する傾向にある。まるでがんになる前であろうと後であろうと、積極的にがんから身を守るために何もできないとでも言っているようだ。だが、このような受け身の姿勢が強まると、失望の文化がつくりだされる。しかも、これは偽りの失望なのだ。なぜなら人間は、がん発生のメカニズムを押さえ込めるような能力を自らの手で強めることができるからだ。それはたくさんの科学的データが示している。これこそ、「原則的に、がんの大半は予防可能である」とした世界がん研究基金の報告書が強調していることである。

    幸いなことに、がんの成長を抑制するための方法をすべて文字通りに実践しない限り自分の身を守れない、というわけではない。人間の身体は、それ自体、各機能が他の機能と相互作用を起こすような、均整の取れた巨大システムである。(複雑系である!)その機能のうちたったひとつにでも変化があると、必ず全体に影響が及ぶ。『がんに効く生活』より

 

代替医療でがんに有効性が証明されたものはひとつもないが、小さな変化はときとして大きな変化を引き起こすということもまた、科学的な事実なのである。

 

医師であり、研究者、ピッツバーグ大学統合医療センターの院長でもあった著者が、自分のがんを合理的・科学的に考え抜いてサバイバーになったのです。統合医療に興味がある人ならばぜひ読んでおきたい一冊です。間違いなく。今でも私の座右の一冊です。

 

 【私のブログ記事】一部です。

  • がんと自己組織化臨界現象 (4)
    くさんリストアップしてあります。例えば『がんに効く生活』。何度も取り上げていますが、シュレベールは「食事・運動・心の有り様」などが大事だといいます。ほぼ誰も同じよう...
  • 玄米は炎症を抑え、がんに効く
    進行するものを慢性炎症といっています。『がんに効く生活』でも、がんが炎症反応を利用して増殖するメカニズムが説明されています。更に、炎症という火を燃え立たせるかのよう...
  • 散歩と運動
    始めればよい。昨日も書いたが、もう一度『がんに効く生活』を隅から隅まで読み返してみるとよい。きっと希望が湧いてくる。チェロのレッスンは上級コースに進級した。テキスト...
  • 食事療法の基本的考え方
    日、2009年12月1日シュレベールの『がんに効く生活』ではこのように書かれています。「炎症は、治癒のために新しい組織の形成を支えていると見せかけて、がんの成長を促...
  • 代替医療について考える(4)
    も変化があると、必ず全体に影響が及ぶ。『がんに効く生活』より代替医療でがんに有効性が証明されたものはひとつもないが、小さな変化はときとして大きな変化を引き起こすとい...
  • がんと炎症の関係
    性を知るようになったのはシュレベールの『がんに効く生活』という書籍でした。「私のがん攻略法」には、これ一冊あればがん治療対策は十分だと書いて紹介しています。また、昨...
  • 心と癌と量子力学の関係(6)
    と言えるのが、先日のブログにも紹介した『がんに効く生活』です。医学研究者でありガン患者でもあったシュレベールが、客観的な研究者の目で、実験結果をわかりやすく、根拠の...
  • がんに効く生活』のシュレベール氏が死去
    また悲しいニュースです。『がんに効く生活』の著者ダビッド・シュレベール氏が7月24日に脳腫瘍で亡くなっています。50歳だったそうです。ニューヨークタイ...

ケアのなかの癒し-統合医療・ケア実践のためのエビデンスケアのなかの癒し-統合医療・ケア実践のためのエビデンス 2016/12/7

統合医療・ケアのグローバルスタンダード・テキスト最新版!

人びとの健康と安寧に いかに統合医療・ケアが役立つかを解説。

個々のメソッドをとりあげた 多職種連携と共通理解に必須の一冊。

・統合医療に関する最新の知見でアップデート

・世界各地で用いられている療法を紹介。

・米国国立補完代替医療センターの最新情報と最新分類を紹介。

・テクノロジーと統合医療・ケアについて解説。

・注意事項・相互作用からみた注意点に関する新たな情報を紹介。


がんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役ですがんを生きよう―あなたのT細胞が治療の主役です
本書の第1章では「なぜT細胞が主役ですか?」にお答えするために「T細胞によるがん制御の仕組み」を記載しました。第2章では「T細胞でのがん治療とは何?」にお答えするために「T細胞によるがん治療法の開発」について記載しました。第3章と第4章では2009年のがんワクチン外来開設以降に受診された患者さんから教わった「あなたができるT細胞機能の復活の道」について記載しました。 がんを生きる!ために、あなたが発病するまでがんを制御していたT細胞機能を、どのように復活させるか一緒に考えていきましょう。(「はじめに」より一部抜粋)

 

がんの原因を除く

  • 身体の中ではT細胞のみが「自己と非自己を識別して非自己のみを排除する」能力を持っている
  • がんは複数の遺伝子が傷ついた非自己細胞である
  • T細胞はB細胞に指示をしてがんを排除する抗体を作らせ、インターロイキン2を提供してNK細胞を活性化させる
  • T細胞とNK細胞は、がんを排除する二つのリンパ球である
  • T細胞によるがんの制御が機能していれば、再発することはない
  • がんの原因を取り除くことが、再発防止になり、がんの進行防止になる
  • がんの原因は、食べ物:35%、たばこ:30%、ウイルス:10%、お酒など:3%などとなっている
  • 禁煙し、食べ物や生活様式をあらためることが必要

がんと食べ物

  • 「食事でがんが治ることはありません」しかし、適切な食事によってがん周囲の炎症が改善されるので、T細胞機能が復活してがんの増殖が抑えられる可能性が高くなる
  • がんを抑える食品
    • 緑茶・キャベツ・生姜・ブロッコリー・ニンニク・大豆・ラズベリー・ブルーベリー・ブラックチョコレート・ターメリック
  • がんを育てる食品

精製糖・精白小麦粉・精白米など糖質の多い食品

  • 野菜ジュースの大量摂取は体が冷えて血流が悪くなって体調不良の原因になり、T細胞の機能を阻害する。
  • 厳格すぎる食事療法はかえってがんの再発の原因となることがある
  • がんは炎症反応を利用して増殖するのだから、慢性炎症を引き起こさない食事が、がんの進行を遅らせる
    • 糖分の過剰摂取を控え、精製食品とトランス脂肪酸を控え、運動と禁煙をする
    • 精製食品を少なくし、運動をしてストレスを少なくすると核内因子カッパBという炎症遺伝子のスイッチを切ることができる
    • 炎症を減らすハーブなど:緑茶・生姜・ターメリック・乳酸菌食品

 【私のブログ記事】今日の一冊(9)『がんを生きよう』

 


さよならは何度でも ガンと向き合った医師の遺言さよならは何度でも ガンと向き合った医師の遺言

シュレベールは、自分の最期の時に流して欲しい音楽を決めてあったのです。それは、ダニエル・バレンボイムが指揮・ピアノ演奏する、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488 第2楽章でした。この曲に送られて、2011年7月24日にあちらに旅立ちました。

 

シュレベールは、1990年に偶然前頭葉に脳腫瘍が見つかり手術を受けました。その後、西洋医学だけに頼らない統合医療の有効性と自然治癒力を高めることの重要性に気づき、『Anti Cancer』(邦訳『がんに効く生活』)として出版しています。

 

19年後の2010年にがんが再発します。それは、がんの中でももっとも凶暴なⅣ期の神経膠芽腫で、その平均余命は14ヵ月です。残りの半分は14ヶ月以上生き延びることができますが、シュレベールのように再発の場合では、18ヶ月以上生き延びる確率は「ゼロ」です。膵臓がんとほとんど同じ悪性度です。

 

シュレベールは死の4週前まで、自分の人生やがんとの闘いをふりかえり、検討を加え、すべてのがん患者への「遺言」として書き残しました。それが先日邦訳が出版された『さよならは何度でも ガンと向き合った医師の遺言』です。

 

この本で、シュレベールは自分の戦略上のミスも反省しつつ、がんとの闘いで重要な点をいくつか指摘しています。シュレベールは自分自身に対して、こう問いかけます。

 

  • 『がんに効く生活』で擁護してきた方法は、再発した自分から見て、それでも有効だと言えるだろうか? 彼はきっぱりと「有効だ」と言い切ります。
  • それでは再発したのはどうしてなのか? 実は『がんに効く生活』のライフスタイルをきちんと守ってこなかった、と反省しています。
  • 死を前にしてどのように立ち向かえば良いのか?

 

がんの「奇跡的な治療法」は存在しないし、100パーセントの成功はありえない。私の例は、それだけでは科学的実験にはなり得ない。『がんに効く生活』で提示しているのは、何万にも上る統計的データ、科学的文献に基づいているのだから。自然治癒力を高める方法はいくつかあるが、その切り札を全てそろえたからといって、あらかじめ勝負に勝つことが保証されているわけではないのです。

 

脳腫瘍では99%の人が6年以上生存できないのですから、20年近く生存したシュレベールの例は、彼の擁護する統合医療の有効性を示していると考えてまちがいないでしょう。彼が再発したのは、講演会のためにヨーロッパや北米を頻繁に移動して、仕事がハードであった直後でした。時差は免疫システムに大きなダメージを与えるのです。この点を『がんに効く生活』のライフスタイルを守ることができなかったと反省しているのです。

 

シュレベールは『がんに効く生活』では、食事のことに重きを置きすぎたようだとふりかえっています。優先順位を示すべきだったかもしれないというのです。彼の示す優先順位は、

 

  • 第一に重視すべきは「心の平穏」を見出し、それを継続すること。これは決定的に重要です。そのために、瞑想・心臓コヒーレンシー・ストレスを最小限に抑えるバランスのとれた生活。
  • 第二番に重視すべきは、「運動」です。運動の大切さは強調しすぎるということはない。
  • 運動と同じく「栄養」を挙げることができる。

です。

自分自身と和解すること、自分はいずれ死ぬんだという事実を受け容れること。こうした和解と受容のおかげで、人間が本来そなえている治癒のメカニズムに、全エネルギーを投入することが可能になるのです。心も平穏になります。バランスのとれた生活には、睡眠・休息・バカンスが必要です。

 

がんを告知されると、多くの患者が特定の効果のありそうな食物や「魔法の水」を探そうと必死になります。その一方で「心の平穏」や「運動」については軽視しがちです。心の平穏が私たちの身体に与える影響は、考えている以上に強力なのです。瞑想と運動に無関心ながん患者は、本当に勿体ないことをしているのだと思います。

【私のブログ記事】シュレベールが、がん患者に残した「大切な遺言」


代替医療解剖 (新潮文庫)代替医療解剖 (新潮文庫)
『代替医療のトリック』が文庫本化。ワシントンは血を抜かれすぎて死んだ。瀉血が信じられていたからだ。壊血病患者は重労働を課された。ビタミンCが未知だったために。ナイチンゲールの登場以降、医療効果を科学的に測定しようという試みは、2000年代、ついに代替医療へと―。鍼、カイロ、ホメオパシー他の最新の科学的評価とは?知られざる逸話とともに語られる、代替医療の真実。

 

【私のブログ記事】『代替医療のトリック』サイモン・シン

代替医療に懐疑的な患者、もしかすると効果があるものだって存在するのではと思っている患者、一読の価値のある著作だと思います。少なくとも、代替医療について何かを言おうとしたとき、無視してはいけない著作の一つには違いないでしょう。

私もワイル博士の主張には共感する部分もたくさんありますが(実際彼の推奨するマルチビタミンを摂っている)、オステオパシーを何の疑問もなく、彼の実体験からの結論として書いていることには首をかしげてしまいます。

ただ、サイモン・シンがEBMを万能のように取り上げている点には疑問も残ります。遺伝子解析による「がんの個別治療」や「テーラーメイド医療」が提唱されている現在、統計的な比較試験がどこまで適用できるのだろうかという問題があるからです。

 

『代替医療のトリック』は確かに良い本です。ホメオパシー療法がまったく効果がないことが巧みに説明されているし、二重盲検法によって多くの命を奪ってきたかもしれない治療法が廃れ、効果のある治療法が普及してきたことは明らかです。しかし、がん患者としてはいまいち釈然としないのです。つまるところそれは、

  • 西洋医学には限界がある
  • 東洋医学は説明不足
  • 民間療法は信頼性に乏しい

でも、余命半年、そんなことは言ってられない!私には何ができるのですか?

と訊く患者に、「ホスピスが用意されています。あなたには死の受容必要です」と言われたって、それは納得できない、ということでしょう。

はっきりとしたエビデンスのある治療法は限られています。それに現在の医療のすべてにきちんとしたエビデンスがあるわけではなさそうです。心臓冠状動脈のバイパス手術もエビデンスがなくて行なわれています。実際はバイパス手術をした患者としなかった患者に生存期間に差はないと言われています。しかし、日本でもアメリカでも沢山行なわれています。一番わかりやすいのは風邪のときに投与される抗生物質。ウイルスが原因の風邪に、抗菌性の抗生物質が効くはずはないのに、それでもちょっとした風邪で町のクリニックに行くと、ほとんどの場合抗生物質を投与されます。日本呼吸器学会は風邪への安易な抗生物質処方を控えるべき旨のガイドラインを発表していしるし、日本小児呼吸器疾患学会と日本小児感染症学会がまとめた「小児呼吸器感染症診療ガイドライン2004」でも風邪には抗生物質は効かない、細菌性二次感染の予防目的の投与も必要ない、と書かれています。

このように、現代医療がすべてエビデンスに基づいておこなわれていると考えるのは幻想なわけで、実体はそんなものではない。きちんとしたエビデンスが少ないのは、一つには日本では治験が行ないがたいとうこともあります。


代替医療の光と闇 ― 魔法を信じるかい?代替医療の光と闇 ― 魔法を信じるかい?
代替医療は存在しない、効く治療と効かない治療があるだけだ―代替医療大国アメリカにおいて、いかに代替医療が社会に受け入れられるようになり、それに よって人々の健康が脅かされてきたか。小児科医であり、ロタウィルスワクチンの開発者でもある著者が、政治、メディア、産業が一体となった社会問題として 描き出す。

 

【私のブログ記事】今日の一冊(20)『代替医療の光と闇』  

 代替医療の効果はプラセボ以上ではないとしつつも、第11章では「驚くほど強力で過小評価されているブラセボ反応」と題して、その強力さを述べている。ブラセボ効果は思い込みではなく、”実際に”ある身体効果であり、それは脳内で造られるエンドルフィンの発見によって科学となった。

いくつかの研究によって、人間が意識し学習することで免疫反応を抑制したり、逆に強化することができることも判明した。人は花粉のない造花に対しても花粉症の症状を引き起こすことがある。これは免疫反応を”学習”する一例である。

ジョンズ・ホプキンス医科大学の研究では、抑うつ状態にあった新兵はそうでない兵士と比較して、インフルエンザの症状がより長く続き、より重かったことを発見した。”精神状態が病気を決定”したのである。「病は気から」という格言に根拠を与えるものである。

であるのなら、精神状態のありようと、プラセボ反応を利用して自分の免疫反応をコントロールし、強化して病気と闘うことも可能であるはずだ。


統合医療とは何か? が、わかる本統合医療とは何か? が、わかる本
アンドルー・ワイル博士によって創始された、アリゾナ大学統合医療プログラムを修了した9名の日本人医師が中心となって企画。西洋医療と、補完代替医療との「統合医療」について、理解を深めるための1冊。新たな医療のかたちを提案する。

 

 

 


「がんに効く」民間療法のホント・ウソ―補完代替医療を検証する (シリーズCura)「がんに効く」民間療法のホント・ウソ―補完代替医療を検証する (シリーズCura)
がんに健康食品は効くの?―がん患者にとってアガリクスやプロポリスなどの健康食品は非常に気になるもの。いわゆる民間療法を科学的に検証し、実践するのが補完代替医療である。本書では、世界の研究機関の見解とわが国の特有性を考慮し、補完代替医療に対する考え方や正しい利用法を解説する。

 


健康情報・本当の話健康情報・本当の話
正体不明の健康食品から癌の代替療法、みのもんたと「おもいッきりテレビ」、倖田來未の「羊水が腐る」発言まで、さまざまなメディアに氾濫するデタラメな健康情報。これらの情報を豊富な資料と独自の取材を通じて検証し、誰もが気になる「本当のトコロ」を明らかに。さらに、健康情報に対するまっとうな接し方を示す。ヘルス・リテラシーが身につく一冊。

 

 


デタラメ健康科学---代替療法・製薬産業・メディアのウソデタラメ健康科学---代替療法・製薬産業・メディアのウソ
科学のふりをしたごまかしの正体!ホメオパシーにサプリメント、コラーゲンにデトックス、製薬会社のでっちあげから、メディアの広めるデタラメまで、その実態を暴き、正しい科学的な物の見かたとは何かを考える。    

 

 

           


ジエンド・オブ・イルネス 病気にならない生き方ジエンド・オブ・イルネス 病気にならない生き方

出版社からのコメント

一生モノの知識が詰まっています。

健康本は「どれも信用ならない」「ウソが多い」と思われている方に、ぜひ読んでいただきたい本です。内容は最新の医学情報に基づいていますが、医学的な知識がなくてもわかるように、やさしく解説されています。

米国で発売後、大きな話題となり約50万部のベストセラーになった本書。

スティーブ・ジョブズの医師も務めた米国第一線がん研究者による医者に殺されないための「最新養生法」

 

【私のブログ記事】『ジエンド・オブ・イルネス』過剰なビタミンCはがんを育てる

人間の身体は複雑なシステム(複雑系)であるであるから、ある現象には有効であると思われる介入であっても、それが他の部分に悪い影響を与えるということは、頻繁に観察される。人間の身体は恒常性(ホメオスタシス)を保とうとする高機能なシステムである。ビタミンDを例にホメオスタシスを細胞レベルで見れば、細胞の表面にあるビタミンDの受容体は、周囲にあるビタミンDの濃度の応じて受容体の数を変化させる。必要な量を過不足なく摂るようにできているのであるから、大量のビタミンDを服用したからといって、それが細胞に取り込まれるわけではない。むしろ有害になる。  心に留めておきたいのは、サプリメントでビタミンDを補給した場合に、体のネットワークにどのような影響があるのかは分かっていないということだ。過剰なビタミンDが、受容体と、恒常性を保とうとする体のフィードバック機構をどう変化させのか、答えは出ていない。  科学的な裏付けでこうした主張を展開する内容には説得力がある。「がんをコントロールするのに、がんを理解する必要なありません」とは、がんは身体のシステムが壊れた状態、細胞内あるいは細胞間の対話がうまくいかない結果であるのだから、複雑な身体をコントロールする方法を見つけることができたなら、がんへの恐怖を追い払うことができるだろう、ということだ。


がんに負けるな!免疫力を上げるポジティブ生活術がんに負けるな!免疫力を上げるポジティブ生活術
落語で泣いて笑って、頭の中を真っ白にすると、ストレスがグーンと下がるんです。「笑いの実験」で血液データが実証! 

標準治療が終わったあとの、自分でできる《がんを追い出す》コツをあれこれご紹介。●第一歩は、がんに対してむやみに不安にならず、精神的なストレスを減らすこと。それには、《がんを忘れて》没入出来る、好きなこと、趣味、道楽に入れ込む時間を持つのが一番。●落語を聴いて、泣いたり笑ったりすると、免疫力が上がるという吉野Dr.の実験と論文がある。その実験に関わったのが木久扇師匠でした。 

 

【私のブログ記事】今日の一冊(23)『がんに負けるな!』

特に精神的ストレスを取り除き、「頭の中を真っ白な状態にする」=「脳内リセット」ことが効果的だと主張します。

  • 楽しい笑い
  • 泣くこと
  • 深い眠り
  • 没頭すること

により、「脳内リセット」のボタンが押され、神経系・内分泌系・免疫系のバランスが正常になり(ホメオスタシス)、全身の自然治癒力が高まり、少々の精神的ストレスにも強い身体になります。

これを証明するために、日本医科大学附属病院の大講堂に落語の寄席のような舞台を作り、関節リウマチの患者26人、対照群として健康な人たい31人を集め、出囃子も本格的に、前座の林家久蔵さん、続いて林家木久扇師匠の落語が披露されます。寄席の前後に血液検査をして、落語を聞く前と後での、β-エンドルフィン、アドレナリン、ドーパミン、コルチゾール、CD4/CD8比、インターロイキン-6などの数値を比較したのです。

わずか1時間の落語を聞いただけで、患者さん達の炎症を憎悪させるインターロイキン-6が著しく減少し、β-エンドルフィン値が増加、ノルアドレナリン値とドーパミン値が減少したのでした。


ハインズ博士再び「超科学」をきる: 代替医療はイカサマか?ハインズ博士再び「超科学」をきる: 代替医療はイカサマか?
ニセ科学批判の名著、待望の新版。ホメオパシー、セラピューティック・タッチ、ファシリテイテッド・コミュニケーションなど、近ごろ話題の代替医療を新たに取り上げ、ニセ科学の正体を再びバッサリときる。

 

 

 


ガンを自分で治した医師の「ガン治し」本気塾 (ビタミン文庫)ガンを自分で治した医師の「ガン治し」本気塾 (ビタミン文庫)

橋本/豪

1951年、京都府生まれ。77年、奈良県立医科大学卒業後、外科医として研修。80年、ガン免疫学を学ぶため、大阪大学医学部癌研究所研究員となる。86年、湯川胃腸病院に勤務。91年、はしもとクリニックを開業。98年、悪性リンパ腫を発症。抗ガン剤治療を拒否し、ゲルソン療法で克服したものの、その後、食事療法がおろそかになり、2000年に再発(腹部転移)。抗ガン剤治療を受け入れるも効果がなく、改めて代替医療に取り組む。その後、岡本裕医師と出会い、議論を重ねるなかから「食事」「自律神経」「メンタル」を三本柱とする「セルフ治療」を考案し、実践。2004年、はしもとクリニックを閉院し、ガンの患者さんを中心に代替療法や生活習慣のアドバイスをインターネット上で行うe‐クリニックに参画。再発から10年が経過する現在、腫瘍マーカー値も体調も安定。自らの体験を基に、ガンの新しい治療法を探求している。


ガンに打ち勝つ患者学―末期ガンから生還した1万5000人の経験に学ぶガンに打ち勝つ患者学―末期ガンから生還した1万5000人の経験に学ぶ
どんな状態にあっても、できる範囲で運動すると回復力が高まる。抗ガン剤による吐き気を抑えるには、食事の前後1時間だけ水分を控える。毎日グラスに8杯の純度の高い水を飲むと、免疫力がアップする。ご存じでしたか?からだ・こころ・いのちを守る知恵。ガンからの回復をめざす「旅」の、最良のガイドブック。

 

 【私のブログ記事】銀河系と治癒系

アンドルー・ワイルは『癒す心、治る力』(自発的治癒とはなにか)の中で、『治癒系』という考えを提唱しています。人体には次のようなシステム系があるのですが、  運動器系     骨系 - 靱帯系 - 筋系 循環器系     血管系 - リンパ系 神経系        中枢神経系 - 末梢神経系 臓器系        消化器系 - 呼吸器系 - 内分泌器系 - 生殖器系 - 泌尿器系 免疫系 感覚器系     視覚器系 - 聴覚器系 - 嗅覚器系 - 外皮系   免疫系を統合し、身体性・精神性・霊性を含んだものを「治癒系」としてます。サイモントン療法関連の多くの著作(たとえば「がん治癒への道」)でも、治癒に関しては同じような考え方を述べています。柳原和子著の『がん患者学(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)』や、末期がんから生還した一万5千人の経験から学ぶ『ガンに打ち勝つ患者学』においても自然治癒力・自己免疫力・自発的治癒力など言い方はさまざまですが、がんサバイバーに共通しているのは「治癒系」の力を信じて生還しているということです。 


ウエルネス・コミュニティー―がんに克つ人、負ける人ウエルネス・コミュニティー―がんに克つ人、負ける人
医師との二人三脚で病気に敢然と立ち向かう「アクティブな患者」を基本理念とする「ウエルネス・コミュニティー」。そこで提供される、人生をフルにエンジョイし治療効果を最大限に引き出す画期的な回復プログラムを紹介。

 

 

 


がんの代替療法―有効性と安全性がわかる本 ハーバード大学の研究グループによる最新報告がんの代替療法―有効性と安全性がわかる本 ハーバード大学の研究グループによる最新報告
食事療法、サプリメント、針灸、マッサージ、運動療法、心理療法、健康食品など、がんの代替医療の有効性と安全性についての科学的な評価を示す。個々の療法について「有効か、安全か、どこまで科学的検証がされているか」という観点から(1推奨/2容認、場合によって推奨/3容認/4反対)の4段階の総合判定を行う。難解な言葉に用語解説を付す。全276件に及ぶ引用文献リスト。詳細な日本向け解説を付す。日本で人気のがんの健康食品についても評価を行い、併せて健康情報の信頼性を判断するポイントを詳説する。 


ハインズ博士再び「超科学」をきる: 代替医療はイカサマか?ハインズ博士再び「超科学」をきる: 代替医療はイカサマか?
ニセ科学批判の名著、待望の新版。ホメオパシー、セラピューティック・タッチ、ファシリテイテッド・コミュニケーションなど、近ごろ話題の代替医療を新たに取り上げ、ニセ科学の正体を再びバッサリときる。  

 

 

            


がん完治の必須条件―e‐クリニックからの提言がん完治の必須条件―e‐クリニックからの提言
どんなクリニックが理想なのかを医者だけでなく一般市民、がんと闘う患者の真摯な意見、思いをもとにまとめる。現在の医療・医学の問題点、矛盾点から解決手段を模索、あたらしいクリニックのかたち「e-クリニック」を提案。 

 

 

 


今こそ丸山ワクチンを! 30数年の時を経て再びがん治療の最前線へ今こそ丸山ワクチンを! 30数年の時を経て再びがん治療の最前線へ
がん治療を変える希望のアンプル。がんに効くと評判になりながら認可されなかった―丸山ワクチン。しかし、有償治験薬として使用者は40万人を超えた。そして今、免疫学の進歩により、再び「丸山ワクチン」の時代がはじまった。

 

エビデンスがない、と批判的な見解が主流ですが、一応チェック。